「共生」という言葉は、近頃あちらこちらで使われます。それは、自然保護の話題であったり、宗教用語であったりします。私、社会保険労務士である原田健太が目指す「共生の人事管理」とは、『経営者・管理職・従業員』と立場は異なっても、そこに集う全ての人が、共に生き生きと働ける組織を創る人事管理のことです。
会社では「制度づくり」・「教育訓練」・「労使関係」をはじめとする人事管理・労務管理を行っています。しかし、それは知識・ノウハウ・効率に偏り、気持ちの通わない方策ばかりです。
こう書くと、当社はコ−チングをはじめコミュニケ-ション教育をやっていると反論されるのでしょうが・・・。
その教育ですら、知識・ノウハウ・効率を教えるものになっていないでしょうか?
「会社」は何のためにあるのでしょう。そこに集うみんなが生き生きとするためではないでしょうか。
経営者・管理職・従業員みんなが利益を分かち合い、それによって経済的に喜び、同じように仕事を通じて満足や充実や生きがいを得、
それによってみんながワクワクする、そんなために「会社」はあるのではないでしょうか。
ここ数年、個別労働紛争等において、「コンプライアンスを遵守する」と会社はよく言われます。一方、従業員も「自分は法的に正しい」とよく言われます。いずれもコンプライアンスを遵守しているのでもなく、法的に正しいのでもなく、単に法違反を犯していないだけです。
「コンプライアンスを遵守する」ということは、「法的に正しい」ということは、法律というモノサシにあてる前に、相手の気持ちを察するとか、常識としてとか、道義的にとか、というモノサシにあてた上で、それらに間違っていないことが前提なのです。
法律や制度という枠だけでなく、自分以外の人を思いやれる気持ちが、何よりも必要なのです。
「共生の人事管理」を目指して活動して来ましたが、未だ道半ばです。
会社に集う全ての人(経営者・管理職・従業員)が共に生き生きとして、お互いを認め合い、ワクワク出来る、そんな会社を目指して今後も活動してまいります。
・1976年(昭和51年)京都市生まれ
・1992年(平成04年)高等学校 入学
・1997年(平成09年)東洋大学 入学
・2010年(平成22年)1STシングルCDデビュー
同年4月 クラブチッタ川崎にデビューライブを行う。
・2011年(平成23年)2NDシングルをリリース
同年4月 クラブチッタ川崎にてシングルリリースライブを行う。
同年4月より 川崎FMにて1年間MC担当
・2013年(平成25年)原田社会保険労務士事務所 入所
・2014年(平成26年)社会保険労務士試験合格
・2019年(平成31年)原田社会保険労務士事務所 副所長就任
○コンサルティングを活かした講演内容には定評を持つ
○執筆活動としては、京都銀行のシンクタンクである京都総合経済研究所が発刊する「経営ノ−ト」労務相談を担当し、現在連載中